こんにちは!巡礼班です。
今回は昨年6月9日埼玉県で行った『となりのトトロ』の巡礼レポートです!
※この記事は茨苑祭パンフレット『となりのトトロ』のウェブWEB再録です。一部加筆修正しています。
となりのトトロの聖地
「となりのトトロ」の聖地とは?
「となりのトトロ」とは、田舎に引っ越してきた草壁家の姉妹・サツキとメイが、不思議な生き物・トトロに出会う物語。昭和30年代の日本が舞台の作品です。
この「となりのトトロ」の舞台は、埼玉県にある狭山丘陵周辺なんです。そしてここには、「トトロの森」と名付けられて公共財団法人トトロのふるさと募金によって保全されている土地があります。
狭山ヶ丘周辺マップ
今回は、その狭山丘陵に実際に行けば作品の中で見たようなトトロが生きる自然を感じることができるかもしれないと思い、足を運びました。
狭山丘陵へ向かったのは、2018年6月9日。「となりのトトロ」は、初夏から梅雨、夏にかけてのお話なので、ちょうど良い季節です。天気はとても良く、日中は30度を超える気温で、正に「夏」という空気の中の聖地巡礼でした。
まずはクロスケの家へ!
狭山丘陵には、トトロの森の他に、同じくトトロのふるさと基金によって管理されている「クロスケの家」という古民家があります。
古民家の中はトトロの森の紹介やトトロのグッズ、大きなトトロのオブジェなど、トトロでいっぱいです。流石トトロ、小さなお子さんを連れた家族が訪れている様子がたくさん見られました。
トトロの森のマップが載っているパンフレットも複数あるので、聖地巡礼の際は是非最初に訪れたい場所です。
トトロの森マップはこちら↓
散策ガイド|トトロの森の紹介|公益財団法人トトロのふるさと基金
クロスケの家
トトロが正面の縁側でお出迎えしてくれます
一般の見学は火・水・土曜日の午前10時から午後3時と、かなり限られているので注意が必要です。作中で見覚えのある手押しポンプの井戸もありました!
クロスケの家 ポンプ
クロスケの家の対面にある記念館 トトロの舞台をジオラマで見れます!
…と、出だしは良いのですが…
狭山丘陵全体に目を向けてみると、やはり現代らしい住宅が並んでいるんですよね。当たり前ですが。トトロの昭和30年代を感じることは流石に難しかったです。部分部分でトトロっぽい!と思える風景もありましたが、作品と照合できるかと言われると、答えはNOです。こういった森はここ以外でも日本の至る所で見ることができると思いますし、トトロが住んでいるような大きなクスノキもありません。
しかし、そんな現代の風景の中に生きている「トトロの森」は、とても良い風景でした。自然が減り建物が増えて行く中で守られ続けている森は、トトロがどこかに生きているのではないかと感じられる場所でした。
鬱蒼と茂った木々の中を歩き回って通って着いたのは菩提樹田んぼです。私たちが行ったときには何も植わってなかったためわかりにくいですが…田植えが行われていれば見ることのできる木々に囲まれた田んぼ、というこの風景はトトロっぽいと思います!
菩提樹田んぼ
トトロのたんぼ
菩提樹田んぼの用水路
トトロの用水路
そっくり?な神社発見!
こちらの八幡神社は歩いていて偶然通ったのですが、引っ越してきた草壁一家がご挨拶に行った神社の入り口になんとなく似ていない!?と思った場所です。バスも勿論ありますがトトロの森は点在しているので、結構歩くことになりました。
まとめ
「クロスケの家」は、「となりのトトロ」がお好きな方には是非一度は訪れていただきたい場所です!作品内では田舎という印象がかなり強いですが、なんと池袋から電車で30分程で行ける場所です。
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