こんにちは!巡礼班です。
千と千尋の神隠し聖地巡礼第二弾です!
千と千尋の神隠しの聖地といわれる所は、台湾の九份や長野県の渋温泉金具屋など、沢山ありますね。
今回私たちは、群馬県北部にある四万温泉の一つ「積善館」へ聖地巡礼しました!
※この記事は茨苑祭パンフレット『千と千尋の神隠し』のウェブWEB再録です。一部加筆修正しています。
積善館 本館入り口
作品紹介
作品紹介はこちらで↓
千と千尋の神隠し 東京小金井市でみつけた!? 釜爺の部屋と湯屋周辺の街並み
聖地について
聖地はなかった!?
ジブリといえば聖地!!しかし調査の結果、明確に聖
地と呼べる場所は、ジブリ作品には無いことが判明しました (一部作品を除く)。 しかし、聖地は宮崎駿監督の記憶として、監督のアタマ
の中にあるらしい!?日本で育った監督のこと、その記憶
には日本の景色があることはまちがいなし!ということ
で、さっそく聖地に行ってきました!
群馬県四万温泉 積善館
積善館は、群馬北部の温泉街「四万温泉」にある温泉旅館
です。およそ300年前に創業した積善館は、四万の温泉とともに来館した人々を癒し続けているそうです。自然に囲まれたこの旅館では、疲れを「湯治」できます。
積善館 (クリックするとサイトに飛びます)
所在地: 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町 四万甲4236
巡礼レポート
筆者たちがここを訪れたのは、2018年7月21・22日。 天気は快晴、カラッとしていてました。交通手段は車で、茨城大学から出発しました。(東京駅からバスも出ています) ドライブを終えて四万温泉へやってきたとき、五感で涼しい!と感じました。四万温泉は、一日中川のせせらぎが 聞こえて、非日常な気分に浸れる場所です。
茨城大学⇔四万温泉積善館
巡礼するにあたって注目したのは「本館」です。なぜなら、本館入り口前にはあの「赤い橋」が架かっている から。また本館の中には、トンネルみたいな渡り廊下があり、作品のような不思議な雰囲気が漂っていました。
到着早々行動を開始した筆者らは、本館館内ツアーに参加しました。このツアーは、十九代目亭主 黒澤大二郎 社長と館内を巡り、四万温泉や積善館の歴史をレクチャーしてもらう豪華なツアーです。参加費無料、当日参加なので、気軽に参加できます。
この本館と千と千尋に関連がないか、筆者らは必死にメモを取ったのだった......
積善館本館階段
思わぬ幸運が!
ツアー後、社長に特別に千と千尋と積善館についてのお話を伺うことができました。
積善館が千と千尋のモデルであると初めて言ったのは、日本テレビなんだそうです。その点で、積善館はメディアによって後付け設定された聖地です。しかし、宮崎監督が若い頃にここを訪れたかもしれないとのことです。
例えば上の障子窓。障子窓は通常縦開きなのですが、
積善館のこの窓は珍しい横開き。積善館は、吉永小百合主演映画『天国の駅』(昭和59年)の舞台であり、大の小百合ファンであった監督がここを訪れた可能性が高いとのこと。
まとめ
総評として、聖地巡礼先として四万温泉積善館は大変お勧めしたい聖地です。何故なら積善館には、本作品に出てくるような、想像を掻き立てられる非日常的な風
景が広がっているからです。さらに、宮崎駿監督が訪れたかもしれないという証拠があり、聖地としてのリアリティがより鮮明になっています。
近くにある四万川ダムにも行ってきました!季節によって水の色が変わるそうです。ちょうど7月は明るめのブルーで、千尋が従業員部屋から眺める海の様でした。
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